今年も10月7日(日)に世界同時にパイロットウォークが行われました。
東京では毎年都下の5パイロットクラブ共同で開催しています。
今年の場所は都立水元公園。総勢300名の人が参加し、障害がある人もない人も共に散策を楽しみました。
障害を持つ人々と持たない人々とが一緒に街中を散歩しながら、脳関連障害を持つ方々への支援と外傷性脳障害の予防を呼びかける活動です。
1996年に日本全国のパイロットクラブで始めた活動であり、毎年10月に行われ今年で23回目を迎えます。その活動の意義が高く評価され、2008年からは世界中のパイロットクラブで同時に行われるようになりました。
いっしょに楽しく歩くことで障害者への理解を深め心のバリアフリーを目指しています。また、準備段階における下見や各施設との交渉、実際の街歩きを通して地域のバリアフリーの一層の充実を促す効果も期待できます。
一般参加者の参加費から生じた収益はすべて脳関連障害支援団体などへ寄付しています。
スポーツ庁、社会福祉法人全国社会福祉協議会、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本などから後援をいただいており、多くの方から支持されている活動です。
今年の秋は例年になく台風が多く天候が心配されましたが、当日は暑いくらいの晴天となりました。
都立水元公園は葛飾区にある緑と水に恵まれた広大な公園です。水辺の反対側には埼玉県のみさと公園が望めます。遮るもののない素晴らしい景色は東京にいることを忘れさせるほどです。
10時に集合。まずはラジオ体操で体をほぐしました。
出発に先立ち、スペシャルゲストとして応援に駆けつけてくださった森川愛さんの元気ソングを聞きました。
森川愛さんはこの後ウォークにもご参加くださいました。
散策スタート。たいへんに広い公園のため、今回はポプラ並木からメタセコイアの森のエリアにコースを絞りました。
広大な林の中を散策しました。日差しが強い日でしたが、木陰は涼しく絶好のお散歩日和でした。
ゴールしたあとは、ランチシートを広げて楽しいお弁当タイム。みんなで助六弁当をいただきました。
ご参加いただきました皆様、ご寄付をいただきました皆様、ご協力ありがとうございました。また来年もご期待ください!