2019年6月12日、寄付金贈呈式を執り行いました。7月から一年間の締めくくりとして毎年6月に行っています。この一年活動を通して集めた寄付金を、今年も6団体に贈呈いたしました。それぞれの代表の方に、現状などをお話しいただき、勉強になるとともに、私たちの活動へのご理解をいただき、大変励みになりました。7月から始まる新しい1年も心を込めて、そして楽しく、ボランティア活動を続けてまいります。
社会福祉法人わかぎり 就労継続支援B型施設工房わかぎり理事 小林美千代様「昨年いただいた寄付金で工作台を購入しました。大変役に立っています。また、方々で犬のペンケースが大人気です。」
児童養護施設ひかりの子学園理事長代理 和田上貴昭様「児童養護施設卒園生が、自分の出身施設の職員を刺すという痛ましい事件が起きました。彼らは卒園してから世間の厳しさにぶつかります。卒園後の支援も大切にしていきたい。」
公益財団法人アイメイト協会代表理事塩屋隆男様「若い指導員を育てるというのも大切な仕事です。指導員は心を鬼にして、言うべき注意は言わないと、将来危険にさらされるのは視覚障がい者です。中には注意されたことで怒る障がい者もいて、若くて気持ちの優しい指導員候補生には辛い仕事ですが、困難にぶち当たるたびに強くなっていきます。」
脳損傷・高次脳機能障害サークルエコー代表玉木和彦様「良い介護・適切な介護には介護者側の健康やゆとりなどが必要。家族介護コーディネーターが適切な介護方針をアドバイスする制度が必要だと感じています」
ママケア代表 藤川友子様「私たちは医療的ケア児の家族会です。医ケア児は24時間ケアが必要なうえ、利用できる制度も少ないという状況で、家族、特に母親は社会から孤立しがちです。たまには集まって珈琲でも飲みながらほっとする時間を持ちたいと、この会を立ち上げました。今後の目標としてNPO法人化を目指しています。」
文京学院大学1年石川一輝様(左)「高校までは陸上をやっていましたが、もともとボランティアに興味があっため、アンカークラブ(ボランティア部)に入部しました。これからよろしくお願いいたします。」