東京PCは、新型コロナウイルス感染症が広がる前まで、若いころ観た楽しい映画を鑑賞することで脳を活性化させ、認知症を予防しようという高齢者向けBrainMinders
映画会を、高齢者施設にて開催してきました。コロナ禍となり、高齢者施設に部外者が足を踏み入れることができなくなり、ご自宅で過ごす高齢者であっても外出を避ける日々が続いていました。このため2年間映画会を開催できませんでしたが、東京のコロナ感染症者が急激に減少したため、2022年6月10日(金)、久しぶりに映画会を開きました。
高齢者施設はいまだ利用できませんので、区役所の会議室を映画館に設え、ご自宅にお住いの高齢者の皆さんをお招きし開催しました。総勢30名の方がご参加くださいました。
広い会議室を映画館に設え、イスも間隔をかけてゆったりと並べました。もちろん皆さまマスク着用です。映画の前には、この映画ができたいきさつなどのトリビアを開催委員長がお伝えしました。映画のフィルムは日活株式会社からお借りしました。いつもボランティア活動にご協力いただきまして、日活の皆様には心より御礼申し上げます。
演目は日活映画舛田利雄監督「喧嘩太郎(1960)」です。主演はご存じ石原裕次郎。裕次郎が正義感は強いが手も早い太郎をさわやかに演じている、王道の青春映画でした。戦後の賠償問題にも触れるなど、世相も反映しています。ご覧になった方々は若かったころを思い出されたのではないでしょうか。